初体験?の相手に振られた話①
これは大学生時代に起きた私の人生初の非モテコミットの話になります。
当時はかなり落ち込み、もう自分には恋愛をするチャンスはないのではないかと本気で思っていました(これがガチ非モテコミットですよねw)。
自己紹介の記事にも書きましたが私は中学、高校では彼女ができませんでした。
中学時代は周りの友人にかなりの確率で彼女ができるくらいイージーな環境の中、3年間彼女を作ることはできませんでした。
(非イケメンβの友人でも中学3年間で彼女を3人作れるくらいのイージーさ)
彼女を作るどころか女と目を合わすこともままならない、話す内容も全くないという状況でした。
月日が経ち女性とどう関わっていけばいいかわからない状態のまま大学生になってしまいました。
都内の某私立大学に入学した直後は「さすがにそろそろ彼女が欲しい、S〇Xがしたい!」と焦りからかなり意気込んでいましたが、大学のクラスには遊び慣れした内部生αとギャルばかり。
ドβでクリックリの童貞だった私は面食らってしまい、大学のクラスでは人と話さなくなってしまいました。
実質大学学内での恋愛の道が断たれてしまい、もはや気力も0なので最低限の授業にだけ出席し、終わったら即帰宅し布団に入る日々。
夏休みもひたすらベッドにこもりスマホでYouTubeを見る生活(この時期に視力が0.2くらいまで落ちましたw)。
そんな感じで廃人寸前まで落ちぶれた私に対して、見かねた昔からの友人が飲食店のアルバイトに誘ってくれました。
アルバイトには色恋沙汰や出会いは全く期待していませんでした。
大学のクラスでαとギャルに面食らってしまい戦意喪失してしまっていたからです。
夏休みに他にやることがないから受けた、そんなてきとうな理由で面接を受けていました。
人員不足と友人の紹介というのもあり簡単にバイトに合格。
そのバイト先に入ってみると男女比1:1くらいでした。
(意外と女性がいる…これはもしやチャンスがあるんじゃないか?)
なんて少しは期待するようになりました。
しかし、引きこもり寸前の生活を送っていたハンバーグ。
女性がいても話すコンテンツが無く、仕事の事務連絡以外はほぼ女性と話すことがありませんでした。
しかし1人だけたまたま共通の話題があり、当時の自分でも会話ができる女の先輩がいました。
その先輩は明るい性格と笑顔で男のバイトから大変人気でした。
スト値も5.5くらいはあったと思います。
しかし、八方美人であること、色んな男に対して距離が近く思わせぶりな態度をとることから、女のバイトの先輩からは影でハブられていました。
まさに男が好きそうな「魔性の女」という感じの女性です。
その先輩とはシフトが被ったときはよく会話をしていました。
(相手から絡んでくることが多かった)
正直今思い返してみると、その先輩のことを最初から気になっていたと思います。
魔性の先輩には彼氏がいないという情報も入ってきていました。
そして私に対しての食いつきは正直ある程度感じていたものの、自分からデートに誘うことはできませんでした。
やはりいろんな男に対して思わせぶりな態度をとりまくり、自分に対してだけ食いつきが高いのかどうかを測ることができませんでした。
(めっちゃどうでもいいw)
これで自分からアタックして振られたらどうしよう…などと当時は考えて何もせず、そのまま「バイトでシフトが被ったら話すだけの関係」が全く進展しないまま1年が過ぎてしまいました。
しかし、1年全く変化しなかったその関係性が進みだす、ある出来事が起こります。
ある日、私をバイトに誘ってくれたリア友がバイトの仕事終わりに、今日閉店まで残っているメンツで、コンビニで酒を買って飲もうと誘ってきました。
その日に閉店まで残っていたバイトのメンバーは私とそのリア友、女性陣2人の計4人でした。
女性陣2人のうち、1人はリア友が気に入っている女の後輩、もう1人がその関係性が進展しなかった魔性の先輩でした。
私はリア友の意図を瞬時に嗅ぎ取ってしまいましたw
(お気に入りの後輩と仲良くなるために4人で飲むところからスタートして警戒心を解きたいんだなw)
しかし私にとっても気になる女性と仲良くなれるチャンス。
リア友からは女性陣もいる前で飲みに誘われました。
内心ちょっとウキウキでしたが
ハ「え?まあ、時間あるし別にいいよ」
とあまり興味ないけど誘われたから行きますよ、という態度でコンビニ飲みに参加しましたw
※反面教師にしてくださいw
変にすかしてクールぶるのは本当に女ウケが悪いので今は絶対やらないように意識しています。
そのコンビニ飲みで何を話したかとかは全く覚えていませんが、酒弱者の私はスト缶でかなり酔っぱらい、解散直後にその女の先輩にラインでダル絡みをしました。
酔いながらも家までなんとか帰り、ラインをチェックすると
先輩「だいぶ酔ってるじゃん!ハンバーグ大丈夫?気をつけて帰ってよ!」
と返事が来ていました。
ハ「無事家まで帰れました!ありがとうございました。」とだけ返信。
ここでその日は力尽きてしまいました。
翌朝起きてラインを見てみると
先「よかった!おやすみ!来月飲みに行こうね!」
ん?
なぜかわからないけど少し先だがアポが決まっている!
どうやら飲みの場で酔っぱらってサシ飲みに誘っていたようですw
当時の自分はシラフではとてもデートに誘えなかったので神展開が訪れましたw
しかしアポが1か月後ではなあなあになって流れる可能性があると当時デート経験0の自分でも何となく感じていました。
しかし、そこはチキン。
すぐに誘うのではなくそのままラインでやり取りを続けて様子を見ることにしました。
話す内容としては共通の話題、日常で起こったことやバイト先の他の人のゴシップ話などをそれなりの頻度でやり取りしていました。(話題選定はなぜか割と正解ムーブができていたw)
ラインのやり取りを続けている間にその先輩とバイトのシフトが被ることもありましたが、毎日のラインを始める前より食いつきが上がっているのは感じとれました。
しかし順調にやり取りを続けていましたが1週間ほど経った矢先、ラインで女がよくやるクソテストにまんまと引っかかってしまいました。
ラインの頻度はお互いに寝る直前は15分間隔くらいで返信を返していて、日中は1時間半から3時間に1回くらいのペースで返信を返していました。
しかし急に既読だけがついて返信が途絶えてしまったのです。
ある程度の交際経験がある方はわかると思いますが、急に普段ラインしてくる時間帯にラインが来なかったり、既読だけつけていったん放置したりっていうのは女性がよくしてくるライントラップあるあるですよね。
こういうときはアクションを起こさないのがベスト。
少ししたら返信はほぼ必ず帰ってきますし、堂々と何もせず待つのが最適解。
(女修行の過程で複数同時進行を経験することになるので、そもそも返信来てるかどうかなんてあまり気にならなくなると思いますが始めたばかりの方は注意が必要です)
しかし当時は女性経験0のハンバーグ。
このチャンスを逃したらもう女性と付き合うチャンスはないかもしれないと当時は本気で考えていました。
「普段は朝の9時くらいには返信が来るのに…」
「何か機嫌を損ねるようなことを送ってしまったかもしれない」
そしてなんと、こちらから送っていた6通のメッセージをすべて送信取り消ししてしまいました…w(6通ってそもそも多いなw)
あまり思い出したくないw
当時のラインを見て死にたくなりましたw
相手からしても普通に恐怖ですよね
トーク欄を開いたら急に6連続の
「ハンバーグが送信を取り消しました」が並んでるわけですw
その日は夕方にラインの返信が来ました。
先「え、これはなに笑 急にメッセージ全部消えてるけどどうしたの?」
ハ「すみません、返信返ってこなかったので何か失礼なことを言ったかと思いまして」
先「いやいや、今日は大学が忙しかっただけだよー」
ハ「そっかよかったです」
アプリでアポ前の子にこのムーブしたら大幅減点で死番不可避だと思います。
しかしリアコミュでの出会いというのと、当時21歳という若さもあり、その後大きく食いつきは落とさずにメッセージでのやり取りを再開することができました。
(若さはキモさを薄めるとはまさにこのことw)
今考えたら減点を連発しているようなラインですが、なんだかんだ2週間ほどやりとりを続けることができました。
ラインの合間に何度もシフトが被ることはありましたが日に日に食いつきが上がっているのを感じ取れました。
そしてラインを始めてから2週間後、ついに私の転機となる日が来ました。
その日はバイトでしたが、その先輩とシフトが被っていました。
キッチンの立ち作業の仕事でメンバーの配置上、その先輩と隣同士でずっとその日は仕事をすることになりました。
2週間のラインでお互いに緊張が解けていることもあり、その日は仕事をしながら先輩と私の2人で人目をはばからずでかい声でおしゃべりをし続けていました。
恋愛経験0の自分。
しかし人生で最高に相手からの食いつきを感じられており、楽しくて楽しくて仕方がありませんでしたw
周りから見ても「こいつら仲良すぎだろwできてるのか?」みたいに思われていたと思いますw
でももう周りの目なんてものはどうでもよくなっていました。
中高時代には全く恋愛に縁のなかった自分に初めて訪れた恋愛のチャンス。
完全に舞い上がっています。ドーパミンが出まくっていました。
しかし、人目をはばからずしゃべり続けていると店長が近づいてきて
「お前らいつまででかい声でしゃべってんだよ!いい加減にしろ!」
と怒られてしまいました。
普段は2人とも仕事に真面目に取り組んでいるので店長から怒られることはほぼありませんでしたがその日は珍しく怒ってきました
(店が忙しくて機嫌が悪かったのも多分にあると思います)
私は小中高体育会でゴリゴリにしごかれてきていたのでこういうのはノーダメージで全く気にしていなかったのですが、その先輩はそこから少し落ち込んでしまいました。
その日の仕事中はさすがにもう私語はやめて、仕事に専念しました。
店の営業を終えてゴミ捨てに行った帰りにその先輩とたまたま廊下でたまたまバッタリ会いました。周りには誰もいません。
ハ「いやー怒られちゃいましたねw」
先「うん、、、」
やはり落ち込んでいます。
2週間のラインで関係構築はできている状態、自分に対しての食いつきはなかなか感じられる、相手は落ち込み気味の状況。
なんというか、もうこれは千載一遇のチャンスだなと経験0の自分でもわかりました。
今まで女性を(シラフで)デートにさそったことはなかったですがここはもう誘うしかない!と覚悟を決めました。
ハ「こ、このあと気晴らしにコンビニでお酒買って飲みに行きましょう」
先「んー、そうしよっか」
完璧なシチュエーションです。
(今日、ワンチャンあるんじゃないか、、、?)
なんてことを考えて内心バクバクしていましたが、焦りを抑えて冷静なフリをして
ハ「じゃあ〇〇の近くのコンビニ前集合にしましょう」
とだけ伝えてその日のバイトの仕事を終え、退勤。
(ワンチャンあるでー!)
なんて考えながら着替えをして、待ち合わせのコンビニに向かいました。
②に続く