ハンバーグのブログ

脱非モテや女修行について書いていきます。

初体験?の相手に振られた話③

 

前話でこちらからキスを促し
「もう1杯飲んだらキスしよっか…」と言われて驚くハンバーグ。

 

べろべろに酔っぱらっている自分を置いて先輩がコンビニで酒を買って戻ってきました。


全く酒を飲みたくないがとりあえず缶を開けて一口飲む。

 

すると先輩がこっちを見つめてきました。

 

(本当にキスするのか?もう一度試してみよう…)

 

再びキスを促すハンバーグ。

すると先輩から本当にキスをしてきました。

 

ハ「!?」

 

その瞬間は本当にびっくりしました。

 

人生初のキスです。全く心の準備ができていませんでした。

ファーストキスの味はレモンの味でもなんでもなく、無味で感触も覚えていません。

 

自分から促したくせに
「この人、本当にしてくるんか…」
って驚いたのは今でも覚えています。

 

そしてすぐにハグされて先輩が話し始めました。

 

先「私、ハンバーグの事好きだったんだ。でも2週間前に私彼氏できちゃった」

 

ハ「…。」

 

ちょうど先輩とラインを始めたのが2週間前。

 

だから「タイミング悪い」ってずっと言っていたようです。

 

ここまで親密になっているのに
「彼氏ができた」
というカミングアウトはシラフで聞いていたらまあまあ衝撃だと思いますが酔っ払いすぎて頭が働いていません。


先「もうとっくに終電なくなってるね、どうしようか…」

 

飲み始めてからだいぶ時間が経ち、夜中の1時を過ぎていて電車は全く動いていませんでした。


ハ「…ホテルあるじゃないですか(謎に冷静)」

 

先「んーどうしよう」


ここで奇跡的に通り雨が降り出し移動を余儀なくされました。

 

ハ「早く屋内に入りましょう」

 

先「…行っちゃうか」

 

人生初のホテル打診が通り2人で飲みかけのお酒を持って移動しました。

 

もはや酔いすぎて歩行困難な状況ですが先輩が近くのラブホまで手を引っ張って搬送してくれました。


搬送されているときの記憶は全くありませんが近くのホテルに着いた時には
「ここがHOTEL〇〇(私の地域では有名なラブホテル。地元のモテ男は大体使用済み)か…。」
と感慨深かったです。

 

酔っぱらっているため先輩が慣れた手つきでパネルを操作して部屋を選んでくれました。

(とんでもない早さのパネル捌きでしたwさすが慣れてる)

 

鍵を受け取りホテルの部屋に入ると少し酔いがさめていたので私から先にシャワーに浴びることにしました。

 

ささっとシャワーを浴び部屋に戻ると先輩が複雑そうな表情を浮かべています。

 

彼氏がいるのに後輩とラブホに来てしまった罪悪感を感じているんだと思いました。

 

ハ「シャワー入らないんすか?とりあえず入っちゃいましょうよ(割と無神経w)。」

 

先「…うん。とりあえず入ってくるね。」

 

私はベッドに横たわりしばらく待っていると先輩がシャワーから出てきてソファの方に座りました。

 

ハ「ベッド入ってこないんですか?」
と呼び寄せます。

 

先「う、うん行くね。」
と言ってベッドに入ってくる。

 

しかし、彼氏への罪悪感からか私とは真逆の方を向いて寝転がりました。

 

当時童貞のハンバーグ。しかしここはさすがにこちらからギラつかないといけない場面だと悟りました。

 

こっちから先輩の方に近づいていき体を抱き寄せこちらを向かせキスをしようとします。

 

すると
先「えーどうしよう、私彼氏いるし…」
とここでまさかの彼アリグダ。

 

彼氏がいる女性に対してのグダ崩し。完全にアルファな加害行為です。しかし21年間女性経験がなく、溜まりに溜まった私の欲望はもう止まりませんでした。

 

ハ「大丈夫です、明日の朝起きたら一緒に忘れましょうw」

 

当時グダ崩しという概念は全く頭にありません。
しかし初心者とは思えないグダ崩しフレーズを咄嗟に思いつき、使うことができました。

 

先「うん…そうだね」

 

そして今度はこちらからキスをします。
相手も受け入れてくれて完全にグダが崩れました。

 

(よし!)

 

そのままキスを続け服を脱がし、胸、下と順番に責めていく…。

 

そしてお互いに「準備」が整い、いよいよゴムを着けます。

 

(いよいよ卒業だ…今日で俺は漢になる!)

 

しかし、ここで未経験ゆえにまさかの事態が起こります。

 

④に続く